B/S式巻き爪治療

B/S式巻き爪とは

当院の巻き爪ケアは、「B/Sスパンゲ」というドイツ生まれの矯正装置を用いて行われます。

B/Sスパンゲ法は、幅3ミリ程のプラスチック製の平らなプレートを爪に接着・固定させることで、プレートの張力を利用して変形した爪を正常な状態に戻していく方法です。使用するプレートは半透明で目立たないうえ、装着中は日常生活上の制約がほとんどありません。快適に過ごしていただくことが可能です。女性の方であれば、上からマニキュアを塗ることも可能です。

ただし、爪周囲の組織に傷・化膿がある場合や爪が縦に割れている場合は施術ができません。また爪白癬が疑われる場合は施術できませんのでご了承ください。これらの場合は、まず皮膚科を受診していただきます。

※施術は月~金の13:00もしくは14:00、水曜をのぞく20:00、土曜15:30からとさせていただいておりますので、お電話での予約をお願いいたします。

巻爪になってしまう原因や症状など

一口に巻き爪といっても症状が軽い方から重い方までいくつかの種類に分けられます。いずれにしても早めに対処を行わなければなりません。そうでないと、最初は軽度であっても徐々に爪の変形が進み、治りにくくなってしまうからです。

放置すると、巻き爪によって尖った爪が皮膚に食い込んでしまい、そこから患部が化膿することも稀ではありません。爪には神経がないため痛くないから気にならないという方もいるようですが、巻き爪は放置していて自然に解消されるということはほとんどないので、痛みが生じる前に改善することをおすすめします。巻き爪には下記のような種類がいくつかあります。

ステープル型

ステープル型とは、その名のとおり巻き爪がホッチキスの針のような形になっており、皮膚に食い込むことで痛みを生じさせるタイプです。左右が食い込んでいるため歩行などの際に痛みが引き起こされることがおおく、放置していると傷口が深くなって細菌が入り込むこともあります。

半ステープル型

ステープル型の一方のみが皮膚を挟むように巻き込んだ状態をいいます。そのためしばしば激痛を伴います。この種類の巻き爪は、セルフケアでは治療困難となることがおおく、専門の医院で治療を受ける必要があります。

半月型

半月型は、爪全体がゆるやかなカーブとなっており、両端が皮膚内に食い込んでいる状態をいいます。他の種類と比べるとゆるやかなカーブであるためそこまで症状は重くありません。しかしながら、爪が皮膚に食い込んでいることには変わりないので放置してはいけません。

陥入爪(かんにゅうそう)

陥入爪は、爪切りの際に深く爪を切りすぎて皮膚の中に爪が陥没しているような状態です。あまりにも深く爪が陥入していると、自分で爪を切ることができないばかりか、矯正ができないこともあります。

トランペット型

トランペット型の巻き爪は、爪の両側がきつく巻き込んだ状態の巻爪です。きつく皮膚を巻き込んでいるので、激しい痛みを伴います。

どのようにして治すのか

1.爪の研磨

治療の前に、爪の表面を研磨することで、爪の保護膜を除去していきます。爪の保護膜には油分が含まれているため、そのままだと接着しても外れやすくなってしまうからです。また爪の表面が凸凹だと矯正具が密着しづらいため、表面の処理をていねいに行うことが大切です。

2.ブレースサイズの選定

爪のサイズや症状に応じて、適切なブレースサイズを選んでいきます。当院では異なる幅のサイズや種類のブレースがあります。その方に合わせたブレースを選定します。

3.ブレースの貼り付け

専用の接着剤を用いて、でブレースを爪に接着し乾燥させていきます。痛みはありませんし、数分の作業です。

4.仕上げのコーティング

最後にコーティングをして終了になります。とくに矯正中に痛みなど感じることがありませんのでリラックスしていただければと思います。

期間と費用について

プレートは3週間から1ヶ月ごとの交換が必要です。
巻き爪の程度により4,290円・5,340円・6,390円の料金がかかりますが、 重度から中度、軽度へと状態の改善に応じて料金も安くなっていきます。

期間と費用について

プレートは3週間から1ヶ月ごとの交換が必要です。
巻き爪の程度により4,110円・5,140円・6,170円の料金がかかりますが、 重度から中度、軽度へと状態の改善に応じて料金も安くなっていきます。

巻爪治療を受けられる方への注意点

  • 治療中は、普段通りの生活をしてかまいませんが、水泳、サウナ、温泉などで長時間足を濡らしていると、 ブレースがはがれやすくなりますのでご注意ください。
  • 万が一ブレースがはがれてしまった場合には、なるべく早めにご来院ください。
  • B/Sスパンゲ/Sブレースは、平均で6ヶ月から9ヶ月の矯正期間が必要です。
  • 1ヶ月に1度程度、爪に合わせたブレースの張り替えが必要となります。
  • ブレース装着後はマニキュアを塗ることができますが、その他の人工爪はブレースの張力を妨げるので行わないでください。
  • ヒールの高い靴、先の細い靴、小さい靴を 履いていると効果が上がりづらいため、ふだんはできるだけ足の指に負担のかからない靴を履いてください。
  • 爪切りの際は、角を丸く切らないでください。また深爪をしないでください。
  • 装着中にマニキュアを落とす場合は、アセトンと油分の入っていない除光液を使用してください。

巻き爪症例について

症例A

施術前

施術前
60代の女性の右第1趾の巻き爪です。いつ痛みが出てもおかしくない状態です。 爪の表面や長さを整え18ミリのプレートを装着しました。 4ヵ月後には22ミリのプレートを装着できるまで巻き爪が改善してきました。

施術後

施術後
6ヵ月後、6回目の施術で装着したプレートを外したところです。 巻いていた爪がすっかり整いました。

症例B

施術前

施術前
80代の女性の左第1趾の巻き爪です。初回は18ミリのプレートを装着しましたが、 翌月にはかなり改善し20ミリのプレートを装着しました。

施術後

施術後
3ヵ月後、プレート除去後の画像です。もともと爪の柔らかい体質だったため 3回のプレート装着で改善しました。